【本人確認と銀行口座の登録手順】
前ページで触れた「アカウント」設定は、設定するべき項目が多く、本人確認がうまくできないなどのトラブルも発生しやすいので、ここで詳しい設定手順を解説していきます。なお、本人確認には、身分証明書としてパスポートか日本の運転免許証、日本在住の外国人が所持する在留カードのいずれかが必要です。スマホなどで身分証明書を撮影して、必要な画像を用意しておきましょう。健康保険証やマイナンバーカードなどは本人確認に利用できないので注意です。
◆アカウント設定における本人確認と銀行口座の認証
①「連絡先の詳細」でメールを認証
アカウントのメール認証が済んでいない人は、「連絡先の詳細」にある「認証メールを送信する」をクリックして認証作業を済ませておきましょう。
②「資金の受取人」の情報を入力
次に、資金の受取人が個人か法人(組織または会社)かを選択します。法人の場合は、企業名(組織名)と会社法人等番号も必要です。
③資金受取人の名前や住所を入力
受取人本人の名前や性別、誕生日、住所を入力したら、「提出する」をクリックします。なお、この名前はクリエイターの自己紹介欄に表示されます。
④身分証明書をアップロード
身分証明書の画像をアップロードします。使える身分証は、パスポート、日本の運転免許証、日本在住の外国人が所持する在留カードのみです。
⑤本人確認の認証を待ちます
「提出する」をクリックすると、Kickstarterでの本人確認プロセスが行われます。この作業は通常3営業日前後かかるのでしばらく待ちましょう。
⑥銀行口座の登録
本人確認が認証されたら、次は資金を受け取る銀行口座を登録します。「ロ座名義人」はカタカナで入力、「金融機関コードと支店番号」は4桁の銀行コードと3桁の支店番号をハイフンでつなげた形(例:1234-123)で入力、「Account Number」は口座番号を数字で入力しましょう。すべて入力したら「提出する」をクリックし、しばらくすると認証が完了します。
⑦支払い方法の設定
最後に、クレジットカード情報を登録します。この支払い方法は、プロジェクトに対してパッカーからの訴訟や払い戻しの要求が起こった場合などに必要となります。すでに支払い方法を登録している(35ページ参照)場合は、その情報を使うことが可能です。なお、法人で登録する場合は、法人が所有するカード情報を改めて入力してください。
⑧すべての設定が完了
設定が完了したら、編集画面左上の「編集を終了」をクリックして、プロジェクトのビルド画面に戻ります。すべての工程にチェックマークが付き、「レビューを提出」ボタンが表示されれば、プロジェクトの設定は完了です。ただし、まだ「レビューを提出」ボタンは押さないでください。
★本人確認でエラーが表示されたら
本人確認の入力項目を埋めて「提出する」をクリックしてみたも、エラー表示が出て次に進めない、といったことがまれにあります。エラーの原因が表示されないのでわかりにくいのですが、多くは入力ミスや所定の書式に沿っていないことが原因です。以下の確認事項をチェックして、本人確認を再度行ってみましょう。
★プロジェクトを削除するには?
プロジェクトを削除したい場合は、ビルド画面の工程リストの下にある「プロジェクトを削除」をクリックしましょう。ただし、プロジェクトのローンチ後は、プロジェクトページがサイト上に残ってしまうため、削除ができなくなります。
